フジテレビのバラエティ番組「潜在能力テスト」で、代替食品が取り上げられました(2023年4月18日放送)。
なんと年間400万パックも売れている代替食品があるのだそうです。
それも、ウニの代替食品です。最近はなんちゃってウニとか、ウニもどきも呼ばれていますね。
どんな商品なのか気になりますよね。取り急ぎ調べてみました。
代替食品の種類がどんどん増えている
代替食品とは、ある食品に似せて別の食材で作った加工食品です。最近は健康志向の高まりもあって、プラントベース(植物性)で作られたものが増えています。
日本に古くからある代替食品といえば、がんもどき、カニカマ、マーガリンなどですが、最近では大豆ミートや代替卵などが有名ですね。
でも、代替食品がさかんにつくられているのはお肉だけではありません。
最近は水産資源の減少を受けて、刺身の代替食までつくられるようになりました。
こんにゃくで作った刺身は、サシ(白い脂の部分)も入って見た目は刺身そのもの。
ぷるんとした食感にこんにゃくっぽさはあるものの、魚の風味がつけてあるので、十分刺身を食べている気分になれるようです。
「なんちゃってウニ」が大人気!
さまざまな代替食品の中でも、今人気なのが、あるメーカー開発したた代替ウニ。
食べた人からは「もうウニはこれでいい」という声まで出ているとか。
その商品は、ウニとはまったく別の材料でできていますが、わずかにウニを含んださまざまな魚介の出汁でウニの風味と味わいが表現されています。
すでにスーパーなどに置かれ、手軽でヘルシーと、1年でおよそ400万パックも売れているのだそうです。
「潜在能力テスト」の中では、その代替食品で作ったウニの軍艦巻きの映像が示され、「何からできている?」というクイズが出題されました。
見た目は本当にウニそっくりです。さて、答えは?
「うにのようなビヨンドとうふ」とは?
正解は豆腐でした。
「うにのようなビヨンドとうふ」という製品を使って、ウニの軍艦巻きが作られていたのです。
「うにのようなビヨンドとうふ」とは、大豆加工食品メーカー相模屋が製造している、ウニそっくりのお豆腐。
BEYOND TOFUシリーズとして、これまでにない味わいの豆腐を作り続けてきた同社が、その進化系として生み出したのが「うにのようなビヨンドとうふ」でした。
今後は豆腐でつくったフォワグラも売り出す予定だそうです。
BEYOND TOFU シリーズ 成分表示 | |
商品名 | BEYOND TOFU うにのようなビヨンドとうふ |
商品分類 | 豆乳加工食品 |
原材料名 | 豆乳クリーム(国内製造)、うに用調味液(しょうゆ、うにピューレ、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、食塩、醸造酢、オイスターソース、魚醤、おきあみペースト、酵母エキス、グチエキス、アオサ、ガラスープ)、食塩 / 調味料(アミノ酸等)、凝固剤、アルコール、香料、クチナシ色素、パプリカ色素、増粘剤(キサンタン)、酸味料、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
内容量 | 95g |
賞味期限 | 製造日を含め20日間 |
保存方法 | 要冷蔵(1℃~10℃) |
うにのようなビヨンドとうふ
潜在能力テスト(2023年4月18日)の出演者
この日の「潜在能力テスト」の出演者は次のとおり。
MC:若林正恭(オードリー)
進行:小室瑛子(フジテレビアナウンサー)
ゲスト:アンミカ、ノンスタイル井上裕介、岩田剛典、サツマカワRPG、谷尻萌、田村保乃(櫻坂46)、なえなの、古川雄大、パンサー向井慧、山口もえ(敬称略)
まとめ
1年に400万パックも売れている代替食品とは、相模屋の「うにのようなビヨンドとうふ」でした。
大ヒットの背景には、本物に近い味わいと、「材料の豆腐が、私たちになじみ深い食材だから」というのがありそうですね。あなたはこの「ウニでないウニ」、どう思いますか?