豆腐から作られる新世代の代替肉、トーフミート。
これまで、通販でトーフミートを買えるのは公式サイトやヴィーガン専門サイトだけでしたが、2023年2月からAmazonでの通販も始まりました。
こだわりの製法で生み出され、肉と近い食感を実現したトーフミートには、大豆ミートにないメリットもあるようです。
「気になる」「食べてみたい」という方のために、トーフミートの値段、特徴やメリットなどをレポートします。
トーフミートとは
TOFU MEAT(トーフミート)とは、国産(山口県産)の豆腐が原料の植物由来100%の新食材。株式会社トーフミートが開発・製造を手がけています。
トーフミートは、単にヘルシーな代替肉にとどまらず、「日本が誇る伝統的な食文化『豆腐』を原料とする『美味しい』と『カラダに良い』を両立したあたらしい食品」を目指しています。
また、トーフミートは2020年、農林水産省後援事業「食べるJAPAN 美味アワード」で準グランプリを獲得。
「味と品質」、「地域食材・地域特性の活かし方」「食品や企業の背景にあるストーリー」、さらに「SDGsが定めるゴールに対する取り組み」が高く評価され、受賞につながりました。
販売中のトーフミートの種類や値段
TOFU MEAT(トーフミート)
商品メニュー:プレーン・オリジナル・ノンシュガー
内容量:1パック 250g
価格 :単品 1,404円(税込)
トーフミートの特徴・メリット
1. 国産大豆100%使用
豆腐の原料となる大豆は国産大豆を100%使用し、豆腐製造時には消泡剤を一切使用していません。植物由来100%なので、ベジタリアン・ヴィーガン、ハラルにも対応できます。
2. 高タンパク・低脂質
同量のお肉と比べても高タンパク質で脂質が少ないという特徴があります。スープなどに入れてもひき肉に近い弾力を保つことができるので、幅広い料理に応用できます。
3. 臭みなし、解凍・湯戻し不要
大豆臭さを90%以上低減。冷凍で提供されますが、湯戻しは不要で、冷凍庫から取り出してすぐに使えます。クルトンやオートミールのように「サラダにちょい足し」といった使い方も可能。
4. 食卓の中から簡単にSDGsに貢献できる
代替肉は、食料問題や栄養問題、環境問題など、さまざまな課題の解決に大きな役割を担っています。食べることが自然環境の負担にならない未来、豊かで活力のある地球と食の未来に貢献していきます。
トーフミートは山口県宇部市生まれ
山口県宇部市に本拠を置く株式会社トーフミート(代表取締役社長・村上 英雄氏)は、地元の老舗豆腐店、兼氏食品の事業を受け継いでスタートした企業。
兼氏食品独自の技術がこめられた豆腐の製造方法を活かして、トーフミートを生み出しました。
トーフミートはオンラインショップで販売されるほか、ホテルや飲食店にも食材として提供されています。
2023年2月には、宇部市のタニタ・カフェとコラボしたBOSTY CAFÉ(ボスティーカフェ)への提供も始まりました。
同社は、日本の伝統的食文化である豆腐から作られた代替肉トーフミートを、日本だけでなく世界にも発信していく方針です。
まとめ
新世代の代替肉トーフミートについて、特徴や値段など、現時点でわかる情報をお伝えしました。
ヘルシーで(国産大豆100%、消泡剤不使用で高タンパク・低脂肪)、美味しく食べられて(大豆臭さを90%以上低減)、便利(「解凍・湯戻しがいらない」という、代替肉の中でも画期的な食材ですね。
味のついていない「プレーン」を選べば、スイーツにも使えて、応用範囲がとても広そうです。
TOFU MEAT(トーフミート)